会誌「電力土木」

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技術情報

Eバッグ工法の開発と実用化

竹中計行

(株)錢高組 技術本部 技術研究所 主任研究員

齋藤優

(株)錢高組 技術本部 技術研究所 副所長

【 概 要 】

 E バッグ(Expansion Bag)工法は,シールド急曲線施工の課題を解決するために開発した工法で,急曲線施工でセグメント背面に膨張袋を設置して,その内部に裏込注入材(以下,裏込材)を充填することで急曲線の線形確保の地盤反力を得ると共に,テール部から裏込材の流入や前方への廻込みを遮断して地上への影響を最小限とする工法である。
  本稿は,E バッグ工法の開発概要,特徴および博多駅地区緊急浸水対策事業の「比恵 9 号幹線築造工事」での施工事例について報告する。

キーワード:E バッグ工法,急曲線施工,袋体,裏込注入,地盤反力,流入防止,沈下防止

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