会誌「電力土木」

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報告 【その他】 (平成24年1月号)

石炭灰粒状材基盤ブロックを用いた屋上緑化の省エネ効果

大場智紀

四国電力(株) 土木建築部 建設資源利用推進グループ 副リーダー 会員

一色正広

四国電力(株) 土木建築部 建設資源利用推進グループ 会員

山本房市

(株)四電技術コンサルタント 環境部 次長

【 概 要 】

 石炭火力発電所から副産される石炭灰を原料として製造した粒状材は,軽量で多孔質のため保水性に優れていることから,基盤ブロック(300 mm×300 mm×45 mm)として屋上緑化に適用し,その断熱効果を検証するためにフィールド試験を行った。その結果,夏季においては,屋外から建物内への熱の侵入を抑制(遮熱)でき,冬季においては,建物内から屋外への熱の放出を抑制(保温)できる等の省エネ効果が確認できた。

キーワード:石炭灰粒状材,基盤ブロック,屋上緑化,温度,省エネ効果

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