会誌「電力土木」

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報告 【火力】 (平成24年1月号)

CO2 マイクロバブルを用いた火力発電所等の海水系統における付着生物防止対策

小畑大作

中国電力(株) 流通事業本部 土木計画担当 副長 会員

米田真梨子

中国電力(株) 流通事業本部 土木計画担当 会員

柳川敏治

中国電力(株) エネルギア総合研究所 環境技術担当 専任係長

【 概 要 】

 臨海部に立地する火力発電所等の復水器冷却用水を取水する水路系における海生の大型付着生物対策として,従来から塩素注入が実施されているが,公害防止協定等により注入濃度に限界があるため,十分な生物付着抑制効果が得られない場合がある。中国電力ではこうした状況に鑑み,CO2 マイクロバブルによる付着抑制の可能性について検討している。このたび模擬水路を製作し,生物付着抑制効果の確認試験を行った。本稿では,その実施内容と結果について報告する。

キーワード:マイクロバブル,二酸化炭素,海生付着生物

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