会誌「電力土木」

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報告 【水力】 (平成24年1月号)

生土発電所水槽余水路改良工事の設計と施工

伊東敏彦

東京電力(株) 神奈川支店小田原支社松田制御所 土木保守グループ マネージャー 会員

斉藤真

東京電力(株) 神奈川支店小田原支社松田制御所 土木保守グループ チームリーダー 会員

青木亮介

東京電力(株) 神奈川支店小田原支社松田制御所 土木保守グループ メンバー

【 概 要 】

 生土発電所の余水路は,発電所が緊急停止した場合,最大 20.04 m3/s の余水が最大勾配26度,延長約 130 m の水路から,直接鮎沢川へと放流する構造となっていた。当該河川は,近年の親水気運の高まりから河川立入者が多く,余水放流に伴う公衆災害の懸念があったため,恒久対策として余水路を放水路に直結し,河川に直接放流させないよう余水路の改良を実施した。本稿では,当該ルート選定から,水理模型実験および施工概要について報告する。

キーワード:水力発電,余水路改良,公衆安全,減勢工,FRPM 管,管据付工法

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