会誌「電力土木」

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特集:環境・リサイクル 【その他】 (平成23年 11月号)

情報化施工技術を活用した大規模浄化対策事例

黒台昌弘

株式会社間組 技術・環境本部 技術研究所 技術研究第一部

野原勝明

株式会社間組 土木事業本部 民間・環境部

【概要】

 本稿で示す大規模浄化対策事例は,敷地面積約21 ha,総掘削土量112万 m3,88.6万 m3 の汚染土壌を浄化する工事である。1 日最大 3,000 m3 の汚染土壌を処理できる国内最大規模の大型土壌洗浄プラントによる土壌洗浄処理と基本として,洗浄に不適な汚染土壌は場外搬出処理とした。また,総土量300万 m3 を超える大規模土工事であるため,汚染土の確実な処理,掘削計画・実績管理作業や測量作業の省力化等を目的として GIS と GPS を組み合わせた「掘削管理システム」を独自に開発,運用することとした。

キーワード:土壌汚染,重金属等,土壌洗浄,情報化施工,地理情報システム(GIS)

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