大脇雅直
(株)熊谷組 技術研究所 副所長
(兼)都市・居住環境研究部 部長 博士(工学)
【概要】
立地環境の異なる 3 つの風力発電設備で音響調査を実施し以下の知見を得た。(1)風速が大きくなると A 特性音圧レベルが上昇するが周りの樹木等による葉のこすれ音の影響を受けている場合もある。(2)風車運転時には,250 Hz〜2,000 Hz 帯域の音圧レベルが大きく上昇する。特に,ブレードがタワー支柱部を通過する直前に音が発生している。(3)63 Hz 帯域以下の音圧レベルは一定の風速以上では風車の運転,停止の違いよりも風の影響の方が大きい。
キーワード:風力発電,A 特性音圧レベル,低周波音
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