酒井研二
関西電力株式会社 環境技術研究センター 副主任研究員 会員
奥田英治
関西電力株式会社 環境技術研究センター 研究員
【概要】
産業廃棄物として排出される廃棄碍子は,リサイクル製品としての活用・利用拡大が望まれているが,破砕を行った際,粒子端面が鋭利な形状となっており取扱上の安全性の面等からリサイクル製品としての用途拡大の妨げとなっている。
本研究においては,破砕粒子端面の安全性を評価するため,破砕粒子の鋭利性評価手法について検討・提案を行うとともに破砕碍子の研磨機を試作し効率的な研磨方法の検討を行った。また,破砕碍子の路盤材料への適用の試みとして,破砕碍子単体おおよび粒調砕石混合材の支持力,すりへり抵抗性,粒子破砕率等の力学特性について実験的に検討・評価を実施した。
キーワード:碍子,破砕碍子,リサイクル,鋭利性,研磨,エッジレス化
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