会誌「電力土木」

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報告 【水力】 (平成23年 07月号)

読書ダムゲートピアにおけるコンクリートの劣化対策

足立桂

関西電力(株) 東海支社
  木曽電力システムセンター 課長 会員

平井康之

関西電力(株) 東海支社
  木曽電力システムセンター 会員

三皷晃

関西電力(株) 土木建築室
  土木建築エンジニアリングセンター 課長 会員

 

【概要】

 読書ダムではゲートピア補強を目的に打増したコンクリートでコンクリートの劣化によるクラックが確認され,設備の安全性評価が必要となっていた。このクラックが進行し,ゲートピアに打設されている PC 鋼線とコンクリートの付着強度やせん断強度が低下することになると,アンカレージの安全性に対して影響が生じる恐れがある。このためアンカレージの安全性確保のために,平成 8 年より計測を開始し健全性評価を行ってきたが,評価結果に基づきコンクリートを打ち替えることとし,PC 鋼線軸力管理を考慮した改修工事を行った。

キーワード :洪水吐ゲートピア,健全性評価,PC 鋼線部改修工事

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